◆三条商工会議所（新潟県）：県内商工会議所初の職域接種実施へ-三条市内で働く市外に住む人も対象-◆
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新潟県三条市の三条商工会議所は、会員事業所や市内事業所の従業員・その家族を対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を実施することを発表しました。県内の商工会議所では初めての職域接種となり、ワクチン接種の予約に空きがなくて接種が受けられない市外に住む方々も対象となります。
職域接種は9月10日(金)、11日(土)、12日(日)の3日間で1回目を実施予定。2回目はそれぞれ10月8日(金)、9日(土)、10日(日)、定員は各回1,000人を見通し、計3,000人にモデルナ社のワクチンを接種します。
対象は三条市内にある三条商工会議所と栄商工会、下田商工会の会員事業所か三条市内にある事業所のそれぞれ役員・事業主・従業員とその家族で、かつ新潟県内在住で接種日までに16歳以上の人。接種券が届いていなくても接種が可能となります。
接種時間は午前9時半から午後0時半までと午後2時から5時半までを予定しており、19日に三条商工会議所ホームページ内に「ワクチン職域接種予約申込 ： 三条商工会議所」窓口を開設。予約申し込みを開始する8月23日(月)午前9時に予約申し込みページへリンクするボタンを設置します※予約締め切りは9月6日(月)午後6時ですが、定員になり次第先着順で締め切りとなります。
三条市は28日(土)、29日(日)と燕三条地場産業振興センターで行われる大規模接種の予約枠が19日になってようやく28日分がいっぱいになったものの、29日分にはまだ余裕があり、予約の呼びかけに取り組んでいるほどで、日時や会場を選ばなければ三条市民は誰でもワクチン接種を予約することができます。
今回のリリースを受け、近隣の商工会議所からも接種対象に加えてほしいと検討を求める申し出があり、同所では「申し込み状況などを勘案して可能かどうか今後、検討していきたい」との方向性を示しています。地場産業は製造業が多く、「テレワーク等が難しい事業者が多く存在している。最近は家庭内感染が多発しており、ぜひこの機会に職域接種を利用してほしい」と繰り返しました。
職域接種によって「マスクをはずせない、外に出るといろんな制約を受ける。これがワクチンを接種したことで重症化が防止でき、人にうつす心配もかなり軽減すると、いろんな制約が軽くなる」、「これだけ患者感染者のことが多いと毎日報道されておりますので、ついつい萎縮がちになる経済活動も、この地域としていち早く感染者が減って実績さえ出れば、いろんな意欲も出てくる」と期待が寄せられています。
