◆福島県:商工会青年部とふたば未来学園中・高による”魅力構想”◆
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福島県浪江町商工会青年部とふたば未来学園中・高の生徒は6月19日、町の商工会館と道の駅なみえで浪江町の新しい魅力づくりについて考えるセミナーを開催しました。高校生が地域活性化に向けてアイデアを出し合い、若年層の視点での地域の魅力発見・構想を図ることが狙いです。
本セミナーには中学1年生2人、高校3年生8人が参加し、生徒たちはマーケティングについて学び、「顧客に選ばれるような商品を作る方法」などを考案。続いて大堀相馬焼やなみえ焼そば、十年ぶりに町で醸造を再開した鈴木酒造店が造る日本酒「磐城壽(いわきことぶき)」など、浪江町の特産品について理解を深めました。
生徒たちは班ごとに話し合い、自分たちで考えた町の魅力を伝える商品やサービスを発表。甘酒を使ったスイーツの開発、花を生かしたまちづくりなどの提案が出されました。
参加した荒川礼奈さん(17)=ふたば未来学園高3年=は「浪江町の魅力について楽しみながら考えることができた。新商品の誕生につながるようなアイデアを出し続けたい」と話し、今回のようなセミナー形式を定期的に開催することで合意されました。