◆小規模持続化補助金:元審査員が作る”事業計画書”見本を大公開!補助金150万円申請例(例:キッチンカー購入・換気扇等購入費)◆
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先の記事でもご紹介している「小規模事業者持続化補助金」制度について、これから申請を検討されている方や、1回目・2回目の審査を経て不採択となった事業者様も多いかと存じます。(※フリーランス・個人事業主等も申請可能です)
今回の第3回目以降より、様式や補助枠の規定について大きく変更がございますので、本補助金の申請をご検討中の方はぜひご参考ください。
なお、本補助金の概要・申請についてのスキーム等は下記の記事をご参考に。
★計画書作成例
【様式1】:事業者の基本情報を記載します。(目安作成時間:2分)
➢共同申請(別会社と同時に)される場合は書式が異なりますのでご注意ください。
【様式2】:最もボリュームゾーンとなる計画書。(目安作成時間:2時間)
➢基本情報、事業の概要、今回どのような取り組みを行うのかを記載します。できるだけ具体的に(ただし5枚以内に)記入しましょう。
【様式3】:各市町村の商工会議所・商工会が発行します。(手続き時間:10分程度)
➢これはダウンロードできないはずですので、必ず近隣の商工会議所・商工会に計画書を持参し、「様式3」の発行を依頼しましょう。
【様式4】:課税事業者か、取組で収益が発生するかを記入しましょう。(目安作成時間:5分)
➢例えば今回の例のキッチンカーやECサイトの作成等を行う場合は「収益金あり」にチェックしましょう。
【様式5】:概算請求を申請する場合は作成しましょう。(目安作成時間:5分)
➢先に50%の入金を依頼する書類です。規定がありますので必ず確認し、各役所・役場で発行される「売上減少証明書」を必ず添付しましょう。
【様式6】:事業再開枠を申請される場合は、必ず作成しましょう。マスクやアルコール消毒液、換気扇等が対象で、定額50万円まで補助されます。(作成目安時間:2分)
➢なんでもかんでも認められるわけではないため注意!下記の記事をご参考ください。
【様式7】:この事業再開枠も、計画書の作成が必要です。(目安作成時間:1時間)
➢基本的には「感染予防・防止」のための導入が目的となりますので、お間違いのないように。
【様式8】:よく転用したり、会社がないのに申請する不正申請者がいるため、誓約書を作成する必要があります。(目安作成時間:2分)
➢外部のコンサルタントや士業の方に作成依頼をされる方は、下記の記事「作成上の注意点」を必ずご一読ください。
いかがでしたか?作成にはかなりの労力を割きますが、これは自身の事業を見直す契機(きっかけ)にもなる重要な計画書です。採択率は9割近くと、比較的高めの補助金ですが、例年は採択率50%を下回る等厳しい内容です。今回は例年になく高採択率のチャンス…ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。