◆玉島商工会議所（岡山県）：玉島の店巡りで特産品を！商工会議所がスタンプラリーを企画◆
玉島商工会議所（倉敷市玉島中央町）は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に苦しむ会員事業所を支援しようと、「ほっと、たましまスタンプラリー」を企画・開始しました。スタンプを3カ所分集めると、抽選で特産品が贈られるなどの特典が受けられます。
本企画は玉島地区のカフェや和食、ラーメンといった飲食店をはじめ、生花店や和洋菓子店、ブティックなど約54事業者が参加。いずれも同会議所の会員で、市などの「新型コロナウイルス対策取組宣言」を行って感染予防策を講じている事業者です。
参加事業所で500円以上の商品を購入するかサービスを利用すると、パンフレットにスタンプが押印されます。3カ所巡れば、ご当地キャラクター・たまべえがデザインされたマスキングテープがプレゼントされるほか、5千円相当の特産品が当たる抽選にも応募できる仕組みです。
パンフレットはＢ4判見開き4ページ。各事業所の場所や紹介文、ホームページにつながるＱＲコードなども掲載しています。同会議所と市玉島支所産業課などで配布を予定。本企画はコロナ禍の影響を受けた中小企業などを支援する同市の「立ち上がろう！『まち活』応援事業費補助金」を活用したものです。
同会議所は、テイクアウトや宅配に対応できる飲食店の情報などもホームページに載せており、「この機会に玉島の店や企業を知ってほしい」と期待を寄せています。
◆館山商工会議所（千葉県）：コロナ差別根絶へ看板を設置◆
新型コロナウイルス感染症による”差別や偏見”をなくそうと、館山商工会議所では正面玄関に「♯広がれありがとうの輪 STOP!感染拡大」の看板の設置を開始しました。同所では感染症予防やコロナ差別の根絶を積極的に呼び掛けています。
tateyamacity.or.jp
「＃広がれありがとうの輪」は、新型コロナウイルス感染予防の呼び掛けや、医療従事者をはじめ感染者やその周囲の人に対する差別・偏見をなくすために、SNSを中心とした情報発信を賛同者とともに進めようと、厚生労働省が行っているプロジェクト。
感染予防の重要性や感謝の思いを、SNSで発信することで共感の輪を広げ、励まし合うことで、感染症に強い社会の実現を目指そうというものであり、多くの個人や企業、・団体等が賛同し、取り組みを進めています。
同商工会議所でも趣旨に賛同。より多くの人にプロジェクトを知ってもらおうと「＃広がれありがとうの輪」と「STOP!感染拡大」のメッセージを書いた看板を、玄関前に設置しました。
担当者は「コロナが収束した際に差別や偏見があっては、今までのような地域に戻ったとはいえない。趣旨に賛同して感染症に強い地域にしていきましょう」と呼び掛けを進めているとのことです。
◆高根沢町商工会（栃木県）：コロナ収束に向けて結束！会員激励”のぼり旗”を作成◆
高根沢町商工会（栃木県）は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている会員事業所を激励しようと、「みんなで対策 コロナに負けるな」と書かれたのぼり旗500枚を製作しました。のぼりは”収束への願いを込めて結束を図る”ことを目的としており、会員店舗や事業所前への掲示を今月15日に設置完了する見通しです。
佐藤金司（さとうかねつか）会長（73）は「コロナ禍で厳しい状況にある店などが活路を見いだす精神的な支えにつながれば」と期待を示しています。
www.shimotsuke.co.jp
[主演・新米刑事役に石川恋さん 高根沢町のＰＲ動画、ＴＶで放映]
旗は縦約180センチ、横約60センチ。商工会のイメージカラーの緑を基調に「頑張るぞ」と拳を上げるイラストを添えました。
デザインを担当した佐藤晴彦（さとうはるひこ）青年部部長（41）も「466人の会員が一丸となってのろしを上げる意味合いと、緊急事態宣言が解除された中での気の緩みを抑える面もある」と説明をしています。
製作と発送も会員の手で行い、旗と支柱、発送料など含めて事業費約78万円を充当。
同商工会は昨年から、商工祭や軽トラ市、賀詞交歓会などさまざまな主催イベントを中止してきました。
人々の交流や会話がなくなり、疲弊気味の会員も増えたとのこと。同商工会が申請窓口となる町新型コロナウイルス対策緊急支援資金（上限額１千万円）の利用者は１月末現在で133件と増加傾向で、本年度の廃業も６件となっています。
今後、シークレット花火の打ち上げなども私案にあるという佐藤会長は「コロナ沈静化後は、商工祭の一部内容を変更した大きなイベントを企画したい」と話しています。
◆上峰町商工会女性部（佐賀県）：上峰のツバキで消毒できる「ハンドジェル」寄贈◆
上峰町商工会女性部（佐賀県：豊増三枝子部長）は2/5、オリジナルで製造した「椿ハンドジェル」を、上峰小（608人）と上峰中（292人）の全児童・生徒に1本ずつ寄贈しました。新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててもらう目的です。
同女性部は、毎年10月ごろに町木であるツバキの実を収穫し、オイルやハンドクリームを製造・販売しています。昨年はコロナ禍の影響を受け、子どもたちに使ってもらうことなどを目的にアルコール入りハンドジェルを製造しました。
同町役場で開いた贈呈式では、豊増部長らが児童・生徒の代表にハンドジェルを手渡し、上峰小代表の宮原桃香さん（12）＝6年生＝が「これを使って感染防止に努めます」。上峰中代表の平井香凜さん（14）＝2年生＝は「ハンドジェルと併せてマスクなど使って感染しないように気を付けます」とお礼を述べました。
豊増部長は「ランドセルに入るサイズなので、常に持ち歩いて使ってもらいたい」と話しています。
◆帯広商工会議所（北海道）：飲食店独自支援策「飲食券販売」へ◆
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で苦境に立たされているスナックやバーなどの飲食店を支援しようと、帯広商工会議所（北海道）はプレミアム付き前払い制の飲食券の販売を行う計画を明らかにしました。
※「帯広商工会議所」公式HP：https://www.occi.or.jp/
帯広商工会議所は１０日、会見を開き、本計画を発表。１セット１万２０００円分の飲食券を１万円で販売して購入する人は事前に応援したい店を指定して申し込むことになっています。
２０％のプレミアム分、あわせて１０００万円は帯広商工会議所が負担を行うもの。飲食券は３月下旬から５０００セットの販売受け付けが始まる予定です。
飲食券は前払い制で、売り上げは５月までに参加店に支払われる見込みです。
参加できるのは商工会議所に加盟（会員となっている）している、主にアルコールを提供するスナックやバーなどの飲食店で、店は感染対策を取ったり、客にも店の対策に協力したりすることを求めています。
対象は１００店舗程度を目指しており、帯広商工会議所によると商工会議所が独自にこのような取り組みを行うのは道内では非常に珍しい事例であるということです。
帯広商工会議所の川田章博会頭は「夜の街の明かりが消えてしまうという危機感を持った。心が折れないように応援するつもりで事業を立ち上げた」と話していました。
◆浅川町商工会（福島県）：「身に着けて」魔除花火をお守りに◆
浅川町商工会では”花火の玉”をかたどった「魔除（まよけ）花火」を販売し、これがお守りとしての人気が高まっていることで注目を集めています。
実は「花火の里」として有名な浅川町内では、かつて打ち上げた花火の殻を拾って家に飾る風習がありました。
浅川町商工会が花火の里をＰＲしようと、二・五寸（税込み五百円）から尺玉（同一万円）まで、実際の花火玉と同じ大きさの魔除花火七種類を開発。昨年には車内や財布などに取り付けられるよう、新たに十二ミリ（同三百五十円）、二十七ミリ（同四百円）、四十ミリ（同四百五十円）の三種類の「身に（ミニ）魔除花火」を発売しています。
浅川町商工会の荒井千賀子さん（53）は「新型コロナウイルスにも負けないよう、お守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか」と販売促進に力を入れています。
◆備前商工会議所（岡山県）：「アイドルマスター シンデレラガールズ」とのコラボレーション備前焼を販売！◆
岡山県は備前商工会議所（寺尾俊郎会頭：コーワン株式会社）にて、大人気アプリゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」とコラボレーションした備前焼を2月14日から㈱バンダイナムコエンターテインメントのインターネット販売サイト「アソビストア」で販売することが発表されました。
bizencci.or.jp
これは、同作品に登場する岡山県出身で陶芸家を祖父に持つアイドルの藤原肇（ふじわら はじめ）さんに着想を得て、彼女の衣装の一つに「竹」を由来しているものがあることから、「竹」をイメージした備前焼湯呑を制作し、販売するものです。
本商品は、藤原肇の職人気質な芯の強いイメージやアイドル像を竹に例えたセリフからインスピレーションを受け「藤原肇×備前焼 竹湯呑」の完成に至りました。
器の底には「肇」の印。木箱には藤原肇フルネームのサイン入り。
また、彼女のイメージカラーである藤色の取扱説明書付きです。
備前焼は使えば使うほどに自然な艶が増していく育てる器とも言われます。
※お1人様1点限定モノとなります。
コラボレーションを発表した備前商工会議所の「公式twitter」のつぶやきには、5,500件を超えるリツイート、6,700件を超えるいいねが寄せられるなど、発売前から大きな反響を呼んでいます。
