「鹿児島の食」にフランス人が興味深々!?県商工会連合会がパリで試食商談会を開催。バイヤーへの新規取引の開拓へ。
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鹿児島県商工会連合会は10月17日(現地時間)、パリ市内で鹿児島県産品の試食商談会を開催しました。
日本人シェフが経営するレストランで、現地のバイヤー・料理人ら約40人を招待し、県産の食材を使った料理を振る舞うことで、飲食事業者の販路開拓を支援。
同会はルーブル美術館での北前船寄港地フォーラムに合わせた県の訪問団と同行。森義久会長は、「鹿児島は食の宝庫。舌の肥えたパリジャン、パリジェンヌも気に入る食材をそろえた。鹿児島とフランスの食のマリアージュを楽しんでほしい」と呼びかけ、塩田康一県知事も鹿児島の魅力をPRしました。
料理は参加企業の商品を使用。ほうじ茶や黒酢を使ったマリネやソテー、焼酎や茶などが提供されました。招待客らは「漬物は食べたことのない味」・「お茶は繊細な味。黒酢がおいしい」などと、興味津々の様子が伺えました。
大海酒販(鹿屋市)の山下正博社長は「最近、フランスでの焼酎人気を感じている。食材を通じ、鹿児島そのものの認知度が高まりつつあるようだ」と手応えを語り、同連合会としても引き続き海外向けの販路支援を手掛けていく計画にあるとのことです。