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◆岐阜商工会議所(岐阜県):キッチンカー導入支援で、新たな需要喚起へ!東海初の飲食店支援施策◆


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新型コロナウイルス感染拡大等の影響を受ける飲食店を支援しようと、岐阜商工会議所は来月より、キッチンカー(移動販売車)の貸し出し事業「あおぞらdelica(デリカ)」を始めることを発表しました。

www.gcci.or.jp

経営難に苦しむ飲食店の販路拡大を支援するほか、開業をめざす人に試験的に利用してもらうことが狙い。商工会議所による貸し出しは、東海地域では初めてとなります。

 

aozora-delica.com

 

キッチンカーは、グリル台やガスフライヤー、冷蔵庫、ガス炊飯器などの設備をそろえ、車体は長良川をイメージした青色。普通自動車運転免許(中型)で運転できることから、「これから創業をする」という方まで広範な利用需要を想定しています。

 

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導入当初は会員事業所に原則2週間、無料で貸し出す(燃料費などは利用者負担)計画です。来年1~6月には平日に週3日、岐阜市役所新庁舎前でランチ営業をすることが条件となり、市も職員に出店を周知して協力する予定です。

 

 

 

新型コロナ関連の影響で、会員事業所の飲食店や物販店でも売り上げが落ち込むなどの影響が出ています。キッチンカー導入には数百万円の諸経費が発生するため、試験的な利用で導入の可否を検討してもらう方針です。また実店舗への誘客効果などのほか、アフターコロナのまちなかのにぎわい創出もめざす等、今後のポストコロナを見据えた事業のあり方を模索する第一弾の取り組みとなります。

 

 

岐阜商工会議所の村瀬幸雄会頭は「コロナ禍で会員事業所は相当苦しんでおり、新しいチャレンジとして取り組みたい。市民の楽しみも増え、キッチンカーは近い将来、まちの景色、文化の一つになるのではないか」。来月は岐阜グランドホテルが利用する予定で、葛西信三社長は「コロナ禍でホテルも最近はテイクアウトに力を入れている。キッチンカーの導入も検討していたが、レンタルで機会をいただいた。地元にどんな価値を提供できるか、挑戦していきたい」と話しています。

※問い合わせは岐阜商工会議所移動販売車係(0582642131

 

www.asahi.com