◆飯田商工会議所(長野県):飲食店応援プロジェクト「いいだHappy Eats」始動へ◆
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飯田商工会議所(原勉会頭)は17日、飯田市内の飲食店や食に関する情報や取り組みを集約し、ホームページ(HP)とパンフなどで発信する「いいだHappy(ハッピー)Eats(イーツ)」プロジェクトを始動させました。
11月3日には関連イベント「Happy Eatsフェア」を開き、飲食店を応援する企業も募る。長引くコロナ禍に苦しむ地元飲食店を面的に支援しようと、「第2回県テイクアウト・デリバリー応援事業」補助金を活用して具体化。
情報の一元化と共通ロゴマークを使ったイメージの統一、別のイベントや過去の事業との柔軟な連携により来店・注文したくなる環境を整え、利用者には「幸せでおいしい時間」を提供します。
HPは今年2月に公開し、一定の効果があった104店のテークアウト情報サイト「おうちごはんプロジェクト」を受け継ぎ、飯田の飲食店・食情報の「まとめサイト」として11月1日に公開する。未掲載店を追加するほか、キッチンカーやイベントなどの情報も紹介します。
参加店を網羅したパンフレットも11月1日に発行し、各店にはロゴステッカーを配布。テークアウトの利用者に向けた名刺大のメッセージカードも用意する。企業がおおむね10個以上の注文で飲食店を応援する「いいだHappy Eats Biz」も体制を整えながら具体化し、いずれはHPから注文できる仕組みも構築したい考え。
Happy Eatsフェアは参加店の中から出店・販売者を募って開き、テークアウトと食文化発信の機会とします。11月27日に同会議所の青年部が市公民館前と中央公園で開く「南信州キッチンカーフェスティバル」とも関連付け、イベントを盛り上げます。
原会頭は会見で「個店の努力ではどうにもならない状況にあり、事業者に元気がないと来年3月の飯田お練りまつりはできない。『顧客が資産』であることをみんなで認識する最初のきっかけにしたい」と話しました。
事業に関わるディレクター・コピーライターの佐々木公美子さん(55)は「ロゴはご飯や温かさ、連帯をイメージしたもの。お練りまつりやリニアに向け、外に情報発信するにもちょうどいい頃合い」と話し、食情報のプラットフォームとして育てたい考えを示しました。