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◆三重県:玉城町「田丸城跡」へ旗でご案内 〜町・商工会・住民連携〜◆


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三重県玉城町のJR参宮線田丸駅から県指定文化財「田丸城跡」への経路にある殿町通りの住民らの家に、城跡への道案内の役目を果たす縦約40センチ、横約30センチの「田丸城跡の旗」が設置されました。

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田丸城は南北朝時代北畠親房が築いたもので、戦国時代には織田信長の次男である信雄が天守を築いて居城とし、1619年に紀州徳川家領になると家老の久野氏が城主とな李ました。現在、城跡には石垣や天守台などの建造物が当時の姿をとどめ、町のシンボルとなっています。

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町産業振興課によると、平成29年に日本城郭協会の「続日本100名城」に選定された後、県内外から城跡を訪れる人が増加。初めて同町を訪れる人は、同駅から殿町通りを通って城跡に向かう最短経路が分からず、地元住民に尋ねることが多かったと言います。

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そこで今回、城跡への経路を分かりやすく案内し、楽しんで歩いてもらうために町と同町商工会、殿町区が連携。昨年末から案内旗の作製・設置に向けて準備を進めました。住民らを中心に話し合い、田丸城主・久野家の家紋や田丸城をイメージした商工会のロゴマークなどをデザイン。約300メートルにわたり、約40枚の旗を殿町通りの住民の家や駅周辺などに取り付けました。

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旗にはかつて商店街だった同区の住民らの「昔はにぎやかだった殿町通りが少しでも明るくなれば」という思いが込められているとのこと。同区の中西克次区長(71)は「旗の設置がきっかけとなり、玉城町や殿町区が盛り上がれば」と話しました。

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