◆袋井商工会議所青年部(静岡県):「手形でハート描く」園児らと共同作業10月に作品展示へ◆
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袋井市の若手経済人でつくる袋井商工会議所青年部(YEG)が11月7日、JR袋井駅北口の袋井新産業会館キラットにて、袋井商業高校の生徒らと「就職するなら大企業と中小企業、どっち?」をテーマとしたホンネ討論会を開催しました。
次の時代を担う人づくりに向けた取り組みで、青年部の11月定例会として初めて企画。青年部員22名と、全校生徒による販売実習「袋商ショップ」で模擬会社の役員を務める3年生11名、市職員4名が参加しました。
参加者は四グループに分かれてグループディスカッションを実施。給料、労働環境、待遇、評価などの観点から大企業と中小企業を比較し、それぞれの利点について活発に意見を交わしました。
青年部員が「全部を経験できる」「アットホームな雰囲気」「伸びしろがある」などと中小企業の魅力をアピール。高校生からは「大企業は部署が多いためいろいろな仕事ができる」「中小企業は責任が大きくやりがいがある」などの意見が出ていました。
青年部では討論会で出た意見を、将来の地元中小企業の後継者不足解消や人材の確保などのために生かしていくとしています。袋商ショップ社長の小林優明(ゆめ)さん(17)は「中小企業の良さが分かる有意義な時間だった。交流で学んだことを後輩らにアドバイスしていきたい」と話しました。