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◆兵庫県(淡路市商工会):パソナ進出、住宅拡充を。都市部への集中化が分散される未来について◆


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淡路市商工会(兵庫県淡路市)の会員らが市幹部と意見を交わす「行政懇談会」が10月30日、同市役所で行われました。人材派遣大手パソナグループの移転による住宅問題や、交通インフラの整備などについて話し合われたとのことです。


同商工会が毎年開く、今年は商工会役員9人のほか、パソナやプライミクスなどの誘致企業から8人が参加。市からは門康彦市長や担当部長ら8人が出席。
参加者からは「パソナの進出もあり、従業員の借り上げ社宅が不足している」と住宅の拡充を求める声が続出。市は「市営住宅の新築は予定していない。民間の動きなど情勢を見ながら対応していく」と示しています。

www.pasonagroup.co.jp

パソナグループの役員は「現在確保している借り上げ社宅は約500室。ここ半年ほどで計約700室のめどが立っている」と報告。「さらに500室が必要だが、パソナとしてきちんと整備をしながら一緒にまちづくりをしていきたい」と話しました。

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ほかにも、通勤手段の充実や、コロナ禍で打撃を受けた商店などへの救済策についても議論。商工会は県の補助金の確保などを求める要望書を、門市長に提出しました。

www.kobe-np.co.jp

 

また本施策については、以下のような指摘も上がっており、その実行性・効果についても疑問がもたれます。

 

パソナは2008年から淡路島に進出し、農業や観光事業を手掛け、近年では体験型テーマパーク『ニジゲンノモリ』(2017年)や、ハローキティをテーマにした創作レストラン『HELLO KITTY SMILE』(2018年)など、次々と事業展開してきました。しかし、これらの事業はあまりうまくいっていません。「本社から人を呼び込むことで、不振事業の活性化を図る狙いもあるのではないでしょうか」

news.yahoo.co.jp