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◆広がる支援の輪:「待つ」ではなく「新しいチャンスへ」~商工会議所青年部の取組~◆


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各市町村の商工会議所・商工会で広がる事業者の支援の輪。特に際立って影響を受けている飲食業界を支援しようと、会員で組織される団体”青年部”がいま大きく動こうとしています。

 

群馬県

食事のテイクアウトを始めている群馬県藤岡市の飲食店を応援しようと、藤岡商工会議所青年部では”会員制の交流サイト(SNS)”を活用した応援プロジェクトを始動させました。方法として「#藤岡エール飯」というハッシュタグを付けることで、市民や飲食店に写真や情報を投稿してもらい、藤岡グルメを盛り上げるというものです。

www.jomo-news.co.jp

大分県

大分県別府市では、飲食店応援プロジェクトと題し「エール飯」という支援事業を始めています。こちらも青年部が企画したもので、飲食店と消費者の双方に料理の写真や感想を投稿してもらい、テイクアウトの利用を促すのが狙いです。ちなみに大分の「エール飯」はコロナの影響が初期の段階だった3月時点でスタートさせています。

 

「美味いは、コロナに負けない。持ち帰れ、別府の美味い飯」というキャッチフレーズは、とても印象に残りますね。

colocal.jp

 

【愛知県】

こちらは商工会議所が主導となって、『岡崎テイクアウト&デリバリー「今日は、おうちでお店ごはん♪掲示板」』と題し、飲食店の支援を始めました。マップ上にピンを立てることで、対象飲食店を可視化できている点は消費者目線ですね。

www.google.com

 

新潟県

美食の宝庫として全国に知られる新潟県。その「食」の魅力を伝える飲食店が新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされていることを背景に立ち上がったのが「WE’REガタ店サポータープロジェクト実行委員会」です。2020年6月19日(金)までクラウドファンディングによる支援を呼びかけています。こちらでは資金面でも支援領域を拡大する方向で動いている様です。

komachi-mag.com

 

今回はあくまで一例をご紹介いたしましたが、各都道府県・市町村では飲食店の支援の輪を広げようと、商工会議所やその会員で構成される青年部が主体的にアクションを起こしています。

 

「何もしないで、収束するまで待つ」姿勢も大切ですが、少々のリスクはありながらも積極的に新しい投資やチャレンジすることも重要なタームに入ってきています。

(現に商工会議所・商工会では、これまで参加型のセミナー等を開催してきましたが、オンラインセミナーやオンライン展示会等、形を変えて新しい取り組みに投資をしています。)

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飲食店という業態に限らず、様々な業種でIT化や業務効率化・新事業展開等を検討し、事業継続につなげていきましょう。

www.jmatch.jp

商工会議所・商工会では、そのような事業者様のお悩みを解決いたします。ぜひご相談ください。