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◆青年部編「こ、こんな学びが得られるなんて…。素敵!」◆


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「こ、こんな学びが得られるなんて…。素敵!」

 

小規模事業者持続化補助金の問い合わせが連日のように鳴り響き、対応に追われる今日この頃。商工会議所に、とても美しいモデルのような女性が現れた。

 

「青年部についてお聞きたいんですけど、こちらでよろしかったでしょうか?」

担当の私が席を立とうとすると、上司が目で訴えてくる。”ここは、俺に任せておけ”

 

…は?

 

「私、この市内でデザイン会社を経営しております大野と申します。実は開業したてで、右も左もわからないような未熟者なのですが…。商工会議所さんの青年部に興味があって、お伺いしました。」

美しさの中に品があり、言葉遣いが丁寧である。

 

「なーるほどなーるほど!いやね、青年部ね!すごくいいよね。若いよね~…。青年部の事務局担当をご紹介いたします。お待ちください。」

だからなんでお前が出たんだ(笑)

yeg.jp

「どうも、青年部の事務局をしております。よろしくお願いいたします。」

実は商工会議所では、”青年部”という20代~50歳までの若手で構成される経済団体、女性会、各業種ごとの部会等が存在しており、事業拡大やビジネス交流等を目的に活動をしている。もちろん参加は任意だが、特に青年部等の若手で構成される団体は活動頻度も活発であり、講師を招いた”例会(事業)”や地域のまつりへの参画等を行っている。

 

事業者同士の交流・マッチング以上に、著名人や特定分野のプロフェッショナルからの学びや収穫が大きく、創業間もない経営者でも入会希望が多いのは、青年部ならではの特徴かもしれない。

 

hanabi.walkerplus.com

「実は青年部に興味をもったのは、ある知人がこの会に入っていて”すごく良いから!”って勧めてくださったからなんです。なんでも”人との繋がりが増えるだけではなくて、お仕事も増える”とかで…。大変おこがましいのですが…。」

「いえ、そんな!おこがましいだなんて!ちなみに、どの方のご紹介でしょうか。」

 

「鎌倉さんという方です。」

なんでだよ(笑)

 

chamberblog.hatenablog.com

※鎌倉さんは本編「融資編」にて登場している。

 

「確かに、鎌倉さんもまた青年部の活動を通して、ご自身のご商売が大きく改善されたおひとりです。青年部では会員同士でお取引が発生することもありますし、講師例会(事業)を通してビジネスチャンスを作りだす方もいらっしゃいます。鎌倉さんは前者の代表例ですね。」

大野さんは目を輝かせている。どうやら、入会するつもりで話を聞きにきたのだろう。青年部等の部会への入会キッカケは、概ね会員同士での紹介がほとんどである。今回のようなケースは珍しくない。

 

「あの、先ほどから仰っている講師例会(事業)というのは、いったい何ですか?」

「はい。青年部では毎月何かしらの事業を行っており、そのうちの一つに”講師例会(事業)”というものがあります。例えばHP作成や写真撮影、経営支援の専門家を講師として招くこともありますし、よくTVで拝見するような著名人を講師として招くこともあります。これはその時のレジュメです。」

 

Google Japan元社長の方に登壇頂いた時のレジュメを見せる。確か題目は「5Gへの移行とビジネスの変化について」だったかな…。

www.jaycee.or.jp

「こ、こんな学びが得られるなんて…。素敵!私、青年部って団体に入ってみようかなと思いました。元々入会する気なんてなかったんですけど。」

 

…ん?

 

「大野さんは、この青年部について何か”悪いイメージ”があったということでしょうか?お話をする前から、入会意志が高いものと思っていたのですが。」

 

「いえ、悪いイメージはないんです。ただ…私、鎌倉さんが苦手なんです。」 

 

…僕もです(笑)

 

人づきあいというものは、たとえ経営者同士とて難しい。

こうして大野さんの青年部入会が決まった。これからの益々の活躍が楽しみである。