本別町商工会議(北海道):会員企業に乳製品配布、カレー店むらた家はラッシーを無料提供へ
留辺蘂商工会議所(北海道):商工会議所の公式HP内で、求人情報が一目で分かるページを開設
北見市留辺蘂町の留辺蘂商工会議所(横山勝人会頭)は、会員企業を対象とした利用無料の求人情報サイト「留辺蘂『きゅうじん掲示板』」を立ち上げました。
企業間の情報交換や人材マッチングの促進を狙いとしており、現時点での掲載数は9件。今後、会員企業を中心に掲載促進を図り、利用率の向上を図ります。
▶︎掲載一覧はコチラ
本掲示板は昨年12月20日に開設。会員企業なら業種を問わず求人情報を掲載できるように整備しており、非会員企業の「会員入会」に繋げることも課題となります。
このほか雇用マッチングとして、従業員の出向が可能かどうかの情報を登録できる仕組みも整えており、会員企業内での更なる交流が期待されます。
北谷町商工会(沖縄県):北谷町民以外でも利用できる「プレミアム付き商品券」を販売へ
香春町商工会(福岡県):「コワーキングスペース」として、商工会の一部事務所スペースを無料で貸し出し!※1月31日まで
福岡県香春町商工会は、今月31日まで、事務所の一部をコワーキングスペース(共同利用型の仕事場及び事務利用)として無料で貸し出しを行なっています。福岡県の商工会連合会によると、商工会が単独で事務所スペースを貸し出す今回のような取り組みは「県内で初めての試み」とのことです。
香春町商工会は昨年11月、同年3月に閉園した旧香春幼稚園の園舎に移転。実は本事業は香春町からの直接の業務委託となっており、試験運用としてコワーキングスペース事業を実施している背景があるとのこと。
なお、商工会では起業家支援や経営相談等を行っており、無料でこの支援を受けることが可能です。コワーキングスペースの利用に併せて、ぜひ相談を依頼してみてはいかがでしょうか?
栃木商工会議所(栃木県):栃木市産ブドウ×二条大麦でクラフトビールを商品化へ
栃木商工会議所は、昨年より企画を進めていた”栃木市産のブドウと二条大麦を使ったクラフトビール”「蔵の街とちぎクラフト」の商品化に成功したことを発表しました。
新型コロナウイルス禍で売り上げが落ち込んでいる市内酒店などを盛り上げる狙いで、「お土産やギフトとしても利用していただきたい」と方向性を示しています。
販売する商品は、栃木市産の葡萄と二条大麦を使った発泡酒で、スッキリとしたエールタイプのテイストでありながらも、ほのかな葡萄の味と香り、大人の苦味が特徴。
ラベルには、蔵の街とちぎの観光名所である「巴波川蔵の家並み」と「万町おたすけ蔵」「倭町蔵の街並み」を採用し、観光客向けのお土産としてもご利用いただけます。
地域の起爆剤となりうるか、今後の販路展開に期待が寄せられています。
◆川口商工会議所(埼玉県):副業人材マッチング事業スタート!地域の活性化を目指す◆
川口商工会議所(会頭:伊藤光男)は、株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本祥治)と、人材支援による地域企業の事業強化を目的とした業務提携を発表しました。
■株式会社みらいワークスとの提携の背景
中小企業においては、コロナの影響による環境の変化により、人手不足を課題とする中小企業は多く、経営力強化のひとつとして「副業人材」を活用した人材確保については非常に重要な支援であると言われています。
今回、商工会議所の新たな施策として、株式会社みらいワークスの『Skill Shift』を通して企画・戦略などの知見をもった副業人材を活用することにより、各企業の成長、発展に寄与できると考え、本業務提携契約を締結するに至ったとのこと。
この取り組みは埼玉県内の商工会議所では初となり、本商工会議所は地域経済の発展のために実行するものです。
◆岐阜商工会議所(岐阜県):キッチンカー導入支援で、新たな需要喚起へ!東海初の飲食店支援施策◆
新型コロナウイルス感染拡大等の影響を受ける飲食店を支援しようと、岐阜商工会議所は来月より、キッチンカー(移動販売車)の貸し出し事業「あおぞらdelica(デリカ)」を始めることを発表しました。
経営難に苦しむ飲食店の販路拡大を支援するほか、開業をめざす人に試験的に利用してもらうことが狙い。商工会議所による貸し出しは、東海地域では初めてとなります。
キッチンカーは、グリル台やガスフライヤー、冷蔵庫、ガス炊飯器などの設備をそろえ、車体は長良川をイメージした青色。普通自動車運転免許(中型)で運転できることから、「これから創業をする」という方まで広範な利用需要を想定しています。
導入当初は会員事業所に原則2週間、無料で貸し出す(燃料費などは利用者負担)計画です。来年1~6月には平日に週3日、岐阜市役所新庁舎前でランチ営業をすることが条件となり、市も職員に出店を周知して協力する予定です。
新型コロナ関連の影響で、会員事業所の飲食店や物販店でも売り上げが落ち込むなどの影響が出ています。キッチンカー導入には数百万円の諸経費が発生するため、試験的な利用で導入の可否を検討してもらう方針です。また実店舗への誘客効果などのほか、アフターコロナのまちなかのにぎわい創出もめざす等、今後のポストコロナを見据えた事業のあり方を模索する第一弾の取り組みとなります。
岐阜商工会議所の村瀬幸雄会頭は「コロナ禍で会員事業所は相当苦しんでおり、新しいチャレンジとして取り組みたい。市民の楽しみも増え、キッチンカーは近い将来、まちの景色、文化の一つになるのではないか」。来月は岐阜グランドホテルが利用する予定で、葛西信三社長は「コロナ禍でホテルも最近はテイクアウトに力を入れている。キッチンカーの導入も検討していたが、レンタルで機会をいただいた。地元にどんな価値を提供できるか、挑戦していきたい」と話しています。
※問い合わせは岐阜商工会議所移動販売車係(058・264・2131)